食堂

ジャングルでの食事とは?


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●食用野草採集研究行 (イラクサ谷にて)
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●蛙の丸焼き
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味良し

●毒ヘビ
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毒蛇も首をくくられ、皮を剥がれて

焼かれて食べられてしまえば世話ねえ

●川蟹の串焼き
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山での珍味

●岩燕
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断崖の岩燕の卵、雛 共に珍味也

命がけの食欲

●バッタ、イナゴ
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バッタ、イナゴ取り混ぜて

●セミの串刺し
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セミは油臭くて

美味ならず

第12労働キャンプでの食事

●カロリー計算
(引用)
コレヒドルから来た千葉軍医が、内科診察要覧を持ってきた。それに各食物のカロリーが出ていたので、毎週の糧秣のカロリー計算をやってみた。近来の糧秣は非常に悪いので1,700~1,900カロリーしかなかった。この数字を持って強硬に交渉したので多少は良くなったようだ。我々の一日の所要カロリーは安臥時2,000、軽労2,300、重労2,800カロリーだがこれでは段々やせてゆくのも無理はない。糧秣の多い時は3,000カロリー近く入っていたのに。
(虜人日記 ちくま学芸文庫 「カロリー計算」P319~320参照)
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第12労働キャンプ562人分7日間の糧秣表

We received this week ration as follows

15 May, 1946 / 22 May, 1946 / 12 June, 1946 / 14 June, 1946 / 26 June, 1946

●猿から人間へ
g23おや!!
隣のPWのストッケードの今朝の食事は馬鹿に少ないな!
あんな大きな人間がここからでは良く見えないような小さなパンをもらって行く。
あれに比較すると同じ捕われの身でも俺のお食事は大したものだな! パンにミルクに草果にバナナ。
まさか残飯を人間様にやるわけにも行かず。
この分で行くと「猿は人間に」、「日本人は猿に」変わっていくのも、そう遠い将来ではあるまい。

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