第2章:「密林の彷徨」の絵
第2章:「密林の彷徨」の絵



●P97~100:入山
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昭和20年3月30日 24時
ビクトリヤスより入山の途 
マルコン川を徒渉す満月なり

●P100~101:羽黒台の生活
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ネグロス島
羽黒台の住まい
ジャングルの中

●P103~104:山地自活
(毒ヘビ)
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毒蛇も首をくくられ、皮を剥がれて

焼かれて食べられてしまえば世話ねえ

(バッタ、イナゴ)
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バッタ、イナゴ取り混ぜて

(セミの串刺し)
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セミは油臭くて

美味ならず

●P105:食用野草の講習
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「このイラクサの茎と葉が食べられます。」

●P107~108:切り込み隊
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切り込みの戦果
カンデン(ヤギ?)  バボイ(イノシシ?)

●P111~114:羽黒台退去
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迫の追撃
羽黒台 転進(タイキャク)の図

●P114~115:無名稜線の生活
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無名稜線山の茶屋小屋

●P125~128:大和盆地へ(農耕予定地)
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マンダラガン越え
白骨の腰に残れる短剣は
霖雨の中に錆びてありたり
靴の無きも心暗し

※霖雨・・・長雨

●P129~130:蟹釣り
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神屋氏 マンダラガンにて蟹に
露命を繋ぐの図

蟹袋
一日 150~200匹
ヒルを餌にして釣る

(川蟹の串焼き)
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山での珍味

●P134:蛙捕り
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蛙の丸焼き
味良し

●P136~137:燕を食う
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岩燕

断崖の岩燕の卵、雛 共に珍味也

命がけの食欲

●P140~141:地獄谷
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ネグロス

地獄谷温泉 中は白骨累々

●P156:虱と赤虫
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食糧地帯での生活
満腹すれど塩、シラミ、赤ダニに悩まされる

●P173~175:軍使
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六航通

小林中尉 軍使としてサンカルロスに降る
8月19日(リッチモンド少佐会見)

灼熱の真昼の道を白き旗掲げ歩めり 心淋しく
道の辺に花群れ咲けど吾が心感慨(おもい)せまりて黙し歩めり

白旗を持つのは誰もいやだとて交代で旗を持って行ったという
【絵の日本兵の説明】
  小林中尉
  通訳兵
  白旗持兵
  日の丸持兵
  銃持兵
    〃
    〃

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